ごあいさつ

将来を見据えて事業の見直しと再構築をはかり、
利益体質の構築を推進してまいります。

株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
当社グループは「お客様第一」「品質本位」の基本理念の基、製造から販売まで完結できる総合力を活かし、利益体質の構築を推進しております。
当連結会計年度は、衣料事業の効率化を進めるとともに、各事業において将来のための改善を行ってまいりました。
事業環境の変化に合わせ、将来を見据えて事業の見直しと再構築をはかり、中長期にわたりお客様からご信頼いただける企業としての発展と社会への貢献を果たす所存であります。
株主の皆様におかれましては、今後とも当社グループの経営にご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

当期の営業の概況

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による経済・金融政策などの効果により、企業業績向上や雇用情勢の改善の動きなど緩やかな回復が見られました。しかしながら、中国をはじめとする海外経済の下振れへの警戒感などもあり、依然として先行き不透明な状況が続いております。
衣料品業界におきましては、景気回復の期待感はあるものの全体の消費マインドの改善は見られず、円安により輸入コストが上昇するなど厳しい状況となりました。
このような経営環境が続くなか、衣料事業におきましては、中国工場の事業構造改善を実施し、製造体制の再構築を進めてまいりました。販売部門におきましては、不採算店舗の撤退を行なう一方、主要店舗のリニューアルやEコマース等の販売経路拡充などをはかりました。OEM(取引先ブランド製造卸)は、利益率・資金効率の低い事業の縮小・改善を進めながら新規取引の開拓に注力し、効率化を進めてまいりました。
不動産賃貸事業におきましては、小田原の商業施設「ダイナシティ」は、地域に密着したショッピングセンターとして年間を通してイベント開催などを行ない、今後の収益力の向上にむけてウエスト館のリニューアルを開始いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の業績につきましては、売上高は23,813百万円(前期比2.8%減)、営業損失は918百万円(前期は営業損失566百万円)、経常損失は549百万円(前期は経常利益136百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は91百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純利益88百万円)となりました。

中長期的な取り組み

中国において衣料原料・製品の製造を行う製造子会社は、より付加価値を生み出せる企業に転換するために経営体制の抜本的な改革を進めております。2016年3月期は事業構造改善の一環として進めてまいりました固定資産の譲渡手続きが完了し、適正規模への縮小を進めております。引き続き、市場が求める製品を提供できるよう製造体制の再構築を進め、品質競争力・コスト競争力を高めてまいります。
オーダースーツの受注販売を行っているパターンオーダー事業は、百貨店婦人服フロアへの出店を進め、ウィメンズアイテムの取り扱いを充実させてまいりました。引き続き、着実な成長を目指して強化を進めてまいります。
当社の主力ブランドである「ニューヨーカー」は、銀座フラッグシップショップを活用してブランド価値をさらに高め、確固たる地位の確立と顧客満足度の向上に注力してまいります。オンラインストアのさらなる拡充をはかり、中国を中心としたアジア市場においては、ブランドの認知度を高めブランド価値を確立するとともに、収益性向上を目指してまいります。
カジュアルスタイルを展開する「ニューヨーカーブルー」は、独創的で他と同質化しないブランドを目指してまいります。既存店舗の強化と新規店舗のオープンにより地域顧客の獲得に注力し、新たなブランドとして収益構造の確立を目指してまいります。
不動産賃貸事業では、小田原の商業施設「ダイナシティ」は、西武小田原店と専門店で構成されるウエスト館のリニューアルを開始いたしました。地域密着・地域共生という原点を大切にしながら、地域を牽引するライフスタイル発信拠点を目指して施設全体の魅力を高めてまいります。

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